30系プリウスの整備モード(メンテナンスモード)の方法
車検時には排気ガスの検査やマフラー音量測定などがあるため、エンジンを強制的に連続運転させて検査しなければなりません。その際などに行うのが整備(メンテナンス)モードです。
30系プリウスの整備モード(メンテナンスモード)の方法をまとめてみました。
※メンテナンスモードに移行する
前にサイドブレーキを十分に引いて下さい
①ブレーキを踏まずにプッシュスタートスイッチを2回押します。インジケーターランプをオレンジの点灯状態にします。
こちらは乗り込んですぐの状態です。ランプは点灯していません。

点灯後の状態です。

②シフトレバーをPレンジで、アクセルペダルを2回、全開にします。

③シフトレバーをNレンジにして、アクセルペダルを2回、全開にします。
シフトチェンジをしますのでブレーキを踏んで行ってください。Nレンジにした後で、アクセルペダルを2回、全開にします。(2回奥まで踏み込む)

④シフトレバーをPレンジで戻して、アクセルペダルを2回、全開にします。
Pボタンを押した後で先ほどと同様にアクセルペダルを2回、全開にします。(2回奥まで踏み込む)

⑤手順が正しく問題なければ、ここで整備モードに移行し、ディスプレイにメンテナンスモードと表示がされます。
*全ての手順を60秒以内に行わなければいけません。

⑥IGスイッチをSTARTにすると、エンジンが連続運転状態となります
緑に点灯状態でプッシュスタートスイッチを押す

作業後、スイッチをOFFにするとエンジンが切れると同時にメンテナンスモードも解除されます。手順をまとめましたが、こちらは備忘録ですので、実際にやられる際は自己責任でお願いいたします。
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